2014年02月09日
追悼
1月27日に急逝された、声優の永井一郎さん。
『GRANDEEK』でグランディーク役を
『暴れん坊プリンセス』でライライ役を
どちらも、私の強い希望によって演じていただきました。
GRANDEEKのアフレコで初めてお会いして以来
時々、東京で一緒にお酒を飲んだり、
ご自宅にお招きいただいたり、
結婚式にも出席してくださったり…
仕事以外でも親しくしていただいて
ずっと、もう一人の父のように思っておりました。
私のように、彼を『父』と慕っている方は
他にも大勢いらっしゃることでしょう。
そう言う意味では、永井さんは日本一
多くの子供に恵まれたお父さんだったと思います。
私の知っている永井さんは
優しくて、穏やかで、どこまでも謙虚な方でした。
焼酎がお好きで、油絵がお上手で、スキーが得意で…
こんな完璧な人がいるんだなぁ、と思ったものです。
「永井家の男性は短命で、父も祖父も64歳で他界しましたから
これが歴代最高齢。こうなったら100でも200でもと思います」
昨年のお誕生日にそんなことをおっしゃっていたのに
突然旅立ってしまわれるとは、残念でなりません。
けれど、生涯現役というところが永井さんらしくてカッコイイ。
2月3日の葬儀 告別式でちゃんとお別れをして
ようやく、少しだけ気持ちに整理がつきました。
いつまでもふさぎ込んでいると
そのうち「バカモン!」と叱られてしまいそうなので
少しずつ、元気を取り戻していかなければと思います。
子供の頃から大好きだった永井さん。
長い間、本当にお疲れ様でした。
どうぞ安らかにお眠りください。
posted by 桜瀬琥姫 at 21:06| Diary
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